過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)

f:id:Nakid-Jaguar:20150310144654j:plain:h200:left 子どもたちに大人気のヒーロー番組"ミラクル銀河防衛隊"に憧れる"のび太"。"スネ夫"が"ジャイアン"と"しずか"を誘って銀河防衛隊の特撮映画を作っていることを知るが仲間はずれにされてしまう。

 のび太に泣きつかれたドラえもんは、ひみつ道具の映画監督ロボ"バーガー監督"と"グレードアップライト"を使った本格的なヒーロー映画をつくることをスネ夫に持ちかけ、撮影の仲間に入れてもらうことに。

 そんな中、地球に不時着した"ポックル星人"の"アロン"がのび太たちの前に現われる。のび太たちをヒーローと勘違いしたアロンは、ポックル星を"宇宙海賊"の魔の手から救ってほしいと頼み込む。バーガー監督が作り出した映画の演出と思い込んだのび太たちは、宇宙海賊退治のためポックル星へと向かうのだが・・・。

 息子が行きたいと言うので、まぁぶっちゃけ興味もなかったんですが見に行った訳です。映画のオリジナルストーリーでおもしろかったためしがないじゃないですか。『新・のび太の~』も『大魔境』はよかったものの他は全部原作以下でしかなく、あんまりいいイメージないです。


 日曜日の昼ということで、親子連れでごった返しの映画館。隣の席には映画デビューはまだ早いだろっていう2歳くらいの子がいて、案の定黙って見てられないからめちゃくちゃうるさい。その子には罪はないけど親!子どもが明らかに映画に飽きて別のことで騒いでるならとっとと出てけよ!だいたい2歳やそこらで映画1本見れる集中力ある訳ねぇだろうがよ。

 ストーリーはまぁビックリするくらいどこかで見たような何のひねりもないのね。異星人が助けを求めに地球に訪れて、のび太たちが助けに向かう。ピンチに陥ってスネ夫が騒ぎ、ジャイアンが男気を見せ、のび太が思わぬ能力を開花させ敵を倒す、みたいな。

 前半ガッツリ寝てました・・・。息子はゲラゲラ大笑いで満足してたようだけど。でも俺が子どもの頃に見て今でも覚えているような感動とかってないような気がする。帰ってどこがどうおもしろかった?って聞いても何にも覚えてないよ。それって映画としてどうなんだろうね?今の子どもたちは本当にかわいそうだね。

 映画終わりに来年の映画のヒント映像が流れました。一瞬で消えましたが"ペガ"と"グリ"と"ドラコ"のシルエット映像を確認しましたので、間違いなく『新・のび太の日本誕生』でしょう。