過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

Game of Thrones season 6

f:id:Nakid-Jaguar:20161028145509j:plain
 シーズン6全10話鑑賞。待ちに待っておりまして一気に見てしまいました。あーもったいない・・・。シーズン7が早くも待ち遠しいです。子役の成長がとんでもなくてみんなかわいかったのに、子役って大変だなぁ・・・と思いました。

 本当におもしろいシリーズなので感想書いたりしてたんですが、頑張りすぎてシーズン2の9話でいったんお休みしてますが、いつか必ず復活してやろうと思っています。

シーズン6でビックリしたことベスト10

ネタバレ注意!

第10位 ベンジェン・スターク生きてた!

 シーズン1にて壁の向こう側で消息不明になっていたベンジェンが復活。復活って言うか、ホワイト・ウォーカーに殺されたけど魔法で意識のあるゾンビとして動けるようになったらしいぞ。シーズン1からの復活ってスゴイ!

第9位 メリサンドルの魔術でジョン・スノウ復活!

 シーズン5第10話の最後にジョンがナイツ・ウォッチ幹部に裏切られて殺された訳ですが、"紅い女"ことメリサンドルがジョンを復活させまして。まぁジョンが死ぬわきゃないんですがね。あと、メリサンドルはイイ感じにエロい熟女キャラなんですが、正体は400歳ぐらいの妖怪ババァで軽くがっかりしました。

第8位 ブラン・スタークが三つ目の鴉に!

 旅の果てにとうとう"三つ目の鴉"に出会えたブラン。その三つ目の鴉の跡目として過去を見る能力を開化させます。父エダードの若い頃を見て誰も知らなかったジョンの出生の秘密を知ってしまうのでした。ちなみにホーダーが「ホーダー」しかしゃべれなくなった理由も判明するよ。

第7位 サンダー・クレゲインも生きてた!

 シーズン4ラストでブライエニーに崖から突き落とされ、虫の息状態でアリアに見放されたっきりだった"ハウンド"ことサンダーも実は生き延びていました。恐ろしい奴なんだけども邪悪な奴ではなかったので、生存していたってのは普通にグッときちゃいましたね。助けてくれた人への御礼も兼ねてか、顔はおっかないけどよく働くいい人として生きていましたが、運命の神様はハウンドに普通の人として生きることを許してくれないんですね・・・。

第6位 アリア・スタークが暗殺者に!

 そんなハウンドを見捨てブレーヴォスに渡り、ジャクェン・フ=ガーの元で暗殺者への修行を積んでいたスターク家次女のアリア。暗殺依頼のあったターゲットを殺さず裏切り者になって追われる身に。めっちゃツエー先輩に殺されかけたけど前々から練っていた罠にはめて見事大逆転です。ジャクェンに別れを告げてウェスタロスに戻り、ブッコロスリストの一人ウォルダー・フレイの暗殺に成功します。ウォルダーはシーズン3でスターク家長男ロブと母キャトリンを騙して殺したクソ野郎だったのです。やったねアリア!

第5位 リコン・スターク死亡!

 ブランと別れて野人の女オシャと旅をしていた末っ子リコンは、ウィンターフェル城を奪った宿敵ラムジーに捕らわれてしまいます。ウィンターフェル奪還とリコンを救うため立ち上がったジョンと迎え撃つラムジーの戦いにて、ラムジーにゲームの的として射貫かれて絶命するのでした。何のエピソードもないいてもいなくてもいいキャラでしたが、これが最初で最後って悲惨だなぁと。

 かくしてジョンとラムジー、2人の"スノウ"、通称"落とし子の戦い"の火蓋は切って落とされたのであります。ちなみにオシャもラムジーに殺されちゃったよ。

第4位 落とし子の戦いエグ過ぎ!

 リコンを殺されたジョンが怒りのあまり単騎で特攻し、それを合図に両軍の騎馬戦がスタート。ジョン軍の弓兵は味方に当たるから、と矢を射れないのに対して、ラムジーは敵味方関係なく矢の雨を降らします。あっという間に死体の山が築かれるのでした。本当に文字通り死体で山ができるのよ。数で押されてジョン軍完全にオワタ、と思われたその時、サンサ・スタークが"リトル・フィンガー"ことピーター・ベイリッシュの援軍を引き連れて参戦。見事ラムジーを破ってウィンターフェル城を奪還したのでした。

第3位 ラムジーの最期にザマー!

 ジョンにボコられ気絶したラムジー、目覚めるとウィンターフェルの牢で縛られていました。檻の外には冷ややかな目のサンサ、檻の中には自分のペットの猟犬たち。ジョンたちを食わせるっつって1週間餌を与えてなかったというペットの猟犬・・・。まぁもうわかりますよね・・・。コイツは物語の中でも1,2を争う極悪非道なキャラだったので、顔面から食われた最期は正直胸がスカッとしましたね。

 つーかリトル・フィンガーがサンサとジョンの仲を引き裂こうとしているんだよ。戦いに勝利したことでジョンが新たな"北の王"として諸侯に認められたのを、どうもサンサが良く思ってないっぽいんですよね。ジョンは落とし子でスターク家の正当な後継者はサンサな訳ですから。シーズン7でサンサが出しゃばらなきゃいいなぁと思ってますけど・・・。憎きラムジーを殺した後のサンサの何とも言えない悪い顔が印象的でした。

第2位 ドラゴンラッシュ!

 シーズン6では"嵐の申し子""ドラゴンの母"デナーリス・ターガリエンが、奴隷商人湾で着々とウェスタロス侵攻の力をつけてきます。ドスラク人全体の女王になって奴隷商人湾の奴隷たちを次々解放して。それに反発した親方たちや"ハーピーの息子たち"に恨まれたりもしたけれど、全部返り討ちだもの。もうデナーリスで決まりなんじゃねぇかっつーね。圧倒的なのはメチャクチャでかく育った3匹のドラゴンの攻撃力ね。まさにドラゴンラッシュでマジハンパねぇ!

 グレイジョイ家の姉弟ヤーラとチンコ切られてすっかりキャラが変わってしまったシオンも、叔父さんとの権力争いに敗れてデナーリスの元に大艦隊を手土産に現れます。デナーリスはティリオン・ラニスターを女王の手に任命し、すんげぇ大軍団を率いて海を渡るのでした。

第1位 ベイラー大聖堂爆破!

 シーズン5でトメン・バラシオン王の母のサーセイ・ラニスター・バラシオンが、七神正教の教団を使って自分の権力をもっと強くしようとしたんですよ。トメンの妻のマージェリー・タイレルとかその兄ロラスとか、タイレル家がグイグイ力つけてきたんでうっとおしいなと。んで、マージェリーもロラスも教団軍に捕らわれてサーセイの思惑通りになる訳です。

 が、サーセイったら教団のトップ"ハイ・スパロウ(雀聖下)"に権力持たせ過ぎちゃって、結果サーセイよりも教団が力持っちゃうのね。宗教の力ってスゲーんですよ。最終的には、サーセイも捕らわれてとうとう丸坊主にされて素っ裸で町中歩かされるっていう・・・。残飯やらウンコやらぶつけられたりでもうとんでもなく酷い目にあうのでした。ここまでがシーズン5で。

 シーズン6ではハイ・スパロウ率いる七神正教教団は更に強大になっていくの。トメン王まで教団の操り人形と化し、王都キングスランディングを支配しちゃうんですね。サーセイの味方と言えば、マッドサイエンティストの"クァイバーン"とクァイバーンが造った最強の人造人間"グレガー・クレゲイン"のみ、と飛車角は揃っているものの圧倒的に不利。

 でもここで負けるサーセイじゃねぇッスよ。自分の裁判が行われるベイラー大聖堂の地下に、シーズン2の"ブラックウォーターの戦い"で使用した"ワイルドファイア"を大量に仕掛けて全員吹っ飛ばすんです。ハイ・スパロウも教団軍も気にくわないタイレル家もまとめて全部。これは気持ちいいですよマジで。

 ただ、トメン王は愛するマージェリーが母親に爆殺されたことを知って自殺しちゃうんですけどね・・・。まぁかくしてサーセイの子ども3人、長男で前王のジョフリーがシーズン4で毒殺され、長女ミアセラはシーズン5でこれまた毒殺、次男トメンは自殺、と少女の時に出会った魔女の予言どおり全員死んじゃいました。結局とうとうサーセイ自ら女王となってシーズン7に続くのでした。


 シーズン7早く見てぇ!つーかどうやらシーズン8で完結するらしいですね。見終わるまでは死ねませんやなぁ。