過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

死ぬこと、闘うこと、生きること、負けること

 妻の母方の祖母が98歳で亡くなりまして。出会った時から所謂老人ホームで暮らしていたので、ほとんど会ったこともない人で。子ども達にとっては血の繋がったひい祖母ちゃんですから、年に1回のホームの夏祭りに会いに行ってたみたいですけどね。


 つーことで、金曜お通夜で土曜はお葬式→火葬→繰上法要のコンボ。まぁただの週末ならそれも仕方ないって感じですが、日曜日に札幌で息子がキックボクシングの試合ということで、札幌に住む義兄の家に行かなくちゃならんと。流石に当日午前10時の計量までに試合会場に行くのはキツイってことで、繰上法要が終わったらすぐ札幌に発つことに。はっきり言ってどっちもキツイよ。

 祖母の一連の関係が終わったのが午後3時、なんだかんだで出発4時、6時に札幌着いて義兄家族と飯食いに行って、家に着いたのが8時ですよ。早く寝りゃ良かったものの飲んでたら日付も変わっちゃって。

 偶然にも義兄の家から試合会場のキックボクシングジムがスゲー近くて。ジムに入ったら参加者の子ども達がみんな強そうでね。まぁ普段から息子の練習見てるんで、勝てるとは微塵も思ってなかったけども。本気の試合体験で厳しい勝負の世界がどんなもんか、少しぐらいわかってもらえたらいいかなと。

 試合時間は1分30秒、あっという間の気はするけど、ひたすらパンチキックを繰り出すのには長い時間。相手は素人ながらも試合経験アリの子で、開始と同時に殺す気で向かってくる。その経験の差でしょうね。終始相手のペースで、相手の手数が減ってきた中盤にはいい感じだったけど、もう体力使い果たしちゃっててレフェリーストップという結果に。

 10月にまた同じような大会があるらしく、本人も今のところヤル気あるようです。次は勝つ喜びを
経験させてやりたいけど、まだ無理かな?こればっかりは本人次第だからね。まぁ1分30秒の為に宿泊代はタダなものの…まぁプライスレスってか。