過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

クリーピー 偽りの隣人

f:id:Nakid-Jaguar:20170905094020j:plain
 fuluにて鑑賞。ここ最近のfuluの新着映画は観てなかった話題作もあってありがたいです。『引っ越したら隣にやベー奴が住んでいた』サイコサスペンス。

 一流どころの俳優陣のお陰か、ツマンネってことは無かったものの、何でそうなるの?っつー展開だらけでモヤモヤしっぱなし。


 まぁ結局、何でもかんでも『薬』に頼りすぎっちゅーことでしょうな。家を乗っ取り、家族同士で殺し合わせ、死体処理までさせ、金が尽きたら証拠隠滅して次のターゲットを探す、っていうサイコパスの話で、実際にそういう事件もあった訳でホントおっかないんですけども。

 実際の犯人なんかは、肉体的にも精神的に壮絶に追い詰めてマインドコントロールしてくじゃないですか。ところがこの映画は注射器1本で全部やっちゃうんですね。

 そんな万能薬あんのか知らんけど、実在したとしても使わないでしょ。おもしろくねーもん。これじゃサイコパスが恐ろしいんじゃなく薬が怖いんじゃん。

 とにかく犯人が如何なる時も薬を多用する訳です。打った相手は身動きが取れなくなり自分の言いなりになるので。観てるこっちは(そんなバカな)と思いながらも、仕方ないから無理矢理飲み込むじゃないですか、魔法の薬の存在を。

 そしたら驚愕のラストですよ、薬を打たれてマインドコントロール下にあるはずの主人公に撃たれて死んじゃうっていう。薬効いてませんでしたってか。

 これは犯人のドジ、で済まされないんですよ。確かに中盤で、薬漬けにされて監禁されていた人間が必死の反撃に出て返り討ちにあうシーンもありました。薬にも効力があるよ、ってことですよね。

 それって使う側の犯人が一番知ってなきゃダメじゃないの。効いてるかどうか確認もしないで拳銃渡すとか考えられないんですよ。

 監禁ルームの防音壁とか、マインドコントロールされてる女子中学生の立ち位置とか、ツッコミ出したら止まらないバカバカ映画でしたが、とにかく犯人役が気持ち悪くて狂っててサイコーだったのは良かったかな。