- 作者: 此元和津也
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/12/08
- メディア: Kindle版
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原作未見で映画版を見てハマり、今期のドラマ化でテンポに違和感を覚え、結局、電子書籍で全巻揃えてしまったのだった。ドラマ版も脇キャラたちの魅力が素晴らしくエピソードをもり立て、主役2人もだいぶマシに見えてきたので楽しく見ている。OP『虹』/SUPER BEAVER、ED『We are the light』/miwaも最高にいい。
眼鏡の子"内海想"の生い立ちに関する、割と深刻っぽいサイドストーリーが伏線として最初の方からあって。内海の闇の部分が回を追う毎に深くなっていくのは気になってはいたのだが。
内海の独白で明らかになった真実は全く笑えなく、ここまで深刻な問題を抱えていたなんて思いもしなかった。
しかし何より震えたのは、ダークサイドに落ちかけた内海を救った"瀬戸"。そのプロセスは全てにおいて内海の思考を上回っており、今までのアホぶりから完全に騙されてしまう結果に。
瀬戸のミラクル出た!と一瞬思ったが、立て読みの手紙が偶然なんかではないと証明している。
エピローグ的な最終話も素敵でこれ以上ないですね。でもバルーンさんと師匠まで再会させたのに、車椅子の少女がどうなったか不明のままなのが意外。死んじゃったのだろうか?
ドラマも佳境を迎えてますが、最終話エピソードがビシッと決まるんだろうか不安だなぁ。