クラスのみんなに月のウサギの存在を否定されて悔しいのび太は、ドラえもんのひみつ道具“異説クラブメンバーズバッジ”で月の裏側にウサギ王国を作って、バカにしたジャイアンとスネ夫を見返そうとする。
ある日、転校生の少年“ルカ”と仲良くなったのび太は、みんなをウサギ王国に招待するが、そこでルカが“エスパル”と呼ばれる異星人で、姉の“ルナ”たちと子どもだけで暮らしていたことを知る。
やがて、エスパルが持つ不思議なパワーを狙う謎の宇宙船が現れ、のび太たちの抵抗も虚しくルカたちはさらわれてしまい…。
春のドラ映画は毎年イマイチだなぁという感想で、去年なんかはマジで最悪でガッカリしたもんですが、今年は結論から言うと良かったです。ようやく俺たちのドラ映画が帰ってきた、そんな感じですか。
王道です。ベッタベタです。が、それがいいんです。
去年の海賊のヤツは、キャラデザインから昭和に寄せてきたりキモいなって思いましたが、それは流石に元に戻しましたね。
今作はホント昭和の昔ながらのパターンから外れることなく、もう満点だなって感じでした。昔々の言い伝えで予言されていたってくだりも好きだったなぁ。大魔境とか竜の騎士とかのヤツね。
久々にウルっときたね。