過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

久々に飲みに行った

 昨日夕方ぐらいに友人のネゴさんから「今日暇か?」とメールがありまして。俺が今の職場に異動になって丸3年、土曜日勤務になったりお互いの子どもたちも成長しそれぞれ色々あるもんだからけっこう疎遠になってたのね。ここ数か月、いや1年以上そんな誘いの連絡なかったし、こっちもしなかったんだけど。

 次の日も仕事だったけど珍しいから行こうかなと。妻への連絡は帰ったらでいいやと思い定時で帰って待ってたら電話が鳴ったのです・・・。


 相手は息子の担任教師から。なんと!息子が同級生の男の子に怪我をさせたと言うではないか。まぁふざけ合って押し合いっこしてたらちょっと力が入り過ぎちゃって、相手の子が転んだ時にまぶたの辺りをぶつけてしまったようだ。まぁ病院行って診てもらったけど何でもなかったようではあったのだが。

 電話の内容で自分のことだとわかったのであろう、息子が(ヤベェ)という表情で俺の顔をのぞき込んでくる。一方的な暴力ではないので息子に対して怒るとかはないが、場所が場所なんで当たり所によっちゃ失明する危険もあるからと息子には厳重注意で済ませた。

 とは言ってもとりあえずは菓子折持って謝りに行かなきゃならんだろうと。妻もちょうど帰ってきたので事情を説明しお菓子を買いに行かせ、その間に娘を風呂に入れご飯を食べさせ。妻が戻ってきたので、怪我させた子の家まで家族全員で向かい妻と息子と頭を下げてきた訳だが、そんなこんなで飲みに行くのがすっかり遅くなってしまった・・・。

 タクシーで街まで。メインストリートの端っこにあるおでんと焼き鳥の店に入ると、ネゴが先輩と2人カウンターで熱燗をあおっていた。客は他にいなかったが美味しかったので、こじんまりと飲むにはもってこいの店だ。

 ネゴと会うのは年末の大忘年会以来。昔は毎日のように一緒にいたもんだが、出会って20年、いつの間にか年末に1回会うだけの間柄になってしまっていた。まぁ俺が誰とも会ってないだけだが。出てくる会話もぜんぶ昔話でね。思い出語るだけでも一晩じゃ全然足りないぐらい俺たちは思い出を共有しているのだ。

 その後、久々にナコンに行きワインを飲んでたら先輩が寝てしまったので2人で別の店に。ちょうどミノも飲んでいたので合流しまたまた昔話。オッサンオバハンが20年前の話で大盛り上がり。昔話だっていいじゃないか、オッサンで何が悪い?

 まぁナウの話もいっぱい増えるよう、今後は俺からも連絡とって会わなきゃならんなぁと思いましたよ。