過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

左ジャブ!右ストレート!キック!キック!キック!

 子どもの習い事について。4月に小学2年生になる長男。幼稚園の頃から月曜日はプール教室、火曜日は体操教室に習っております。

 プール教室は本人の希望ではなく妻の希望で、本人まったくヤル気なし。なので同時期に始めたはずの幼稚園の同級生たちとのクラスの差は開くばかり。そんな状況はやはり本人も面白くないらしく「辞めたい・・・」ともらす始末。でも妻が辞めさせてくれません・・・。

 体操教室は、幼稚園からの唯一の友だちが一緒だから、という理由で一応楽しげに通ってます。が体操っていうか、とにかく身体動かすだけのユルい教室なんで、俺的には2つの教室にやらせる意味あんのかな?と。でもどっちも妻が月謝払ってるから好きにさせてるって状況。
 
 
 王道の野球やサッカーは本人興味ないんですよ。それは俺が興味なくて見せてないからなのかもしれないけれど。小学校でクラスの友だちがみんなやってるのに参加しないんですね。『自分の不得意なこと(他人の得意なこと)で競わない』という性格な訳です。

 友だちの家で、みんな各々自分の3DSで"妖怪ウォッチ"をプレイして遊んだりしているそうで。息子も"2"の"本家"持ってるのにそれを持っていかないで一人だけ違うことやって遊んでるとのこと。それはなぜかというと、友だちたちはみんなやりこんでて強力な妖怪を持っているのに、自分はまだ序盤で弱い妖怪しか持ってないから、っていう。

 じゃあ今からがんばればいいじゃないですか。いずれは追いつくじゃないですかそんなの。でももうそこでは戦おうとしないんですね。現状の弱い自分も人に見せたくないし、だったら興味ないふりをする。

 見事に俺と同じ性格な訳です。俺も子どもの頃そういう奴だったんです。『自分の得意なことだけしかやりたくない』と言うか『人が自分より上にいる世界にわざわざ自分から行くぐらいだったら、誰もいない世界を見つけてそこで上にいたい』と言った方が正しいか。

 俺の場合、小・中で野球もサッカーもやりましたけどすぐに挫折しました。スポーツ方面は諦めて、小さい頃から絵だけは得意だったのでそっちを突き詰めるように。たぶん息子もそうなるでしょう。

 すっかり前置きが長くなってしまったが、本日ちょっと縁あってキックボクシングの無料体験会があることを知り、息子を連れて行ってきた訳です。

 これも俺の趣味でジャッキー・チェンドニー・イェンチャウ・シンチーなど、新旧様々な香港アクション映画を一緒に見るようになって。ザ・レイドの残虐なシーンだけ目隠しして見せたりね。

 だから格闘技の世界なんてどうだろうか?と。周りの友だちも誰もやってないし、苦手なチームワークもない個人競技だし、何より本人がやってみたいと言うのですよ。

 職場の後輩で格闘技ジムに通ってる人がいて、そこで子どものクラスもあると聞いたんですね。電話してみたら「今日は誰もいないのでマンツーマンで。」とのこと。

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 基本動作からミット、サンドバックと1時間みっちり優しく先生に教えてもらいました。さすがにヘロヘロになってましたけど、めちゃくちゃ楽しんでました。

 今時の小学生は日々のストレスもハンパないと思うんですよね。毎日朝から晩までガミガミガミガミ母親に言われてさ。我が家だけかもしれないけど。だからストレス解消効果もあるんじゃないかな?と。

 俺も早く腰を治して一緒にジム通いたいなぁ。将来、息子にブッ飛ばされないように。ブラジリアン柔術のクラスもあるとのことなのでやろうかしら?