- 作者: あずみきし
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/03/09
- メディア: コミック
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1,2巻となかなかおもしろかったので、けっこう3巻出るの楽しみにしてまして。
死役所は人間が死んだら行って手続きをするところ。死因によって対応する課が違う。自殺課、病死課、事故死課等々。そこで天国に行くか地獄に行くか決められるんですな。
死役所の職員は全員、死刑になった者で、中でも"シ村*1"がどのような罪で死刑になったか、そこも徐々に描かれていくようだ。
3巻の死者は売れないお笑い芸人(病死)とスマホ中毒の女子高生(事故死)と二十歳の女子大生(病死 or 他殺)でしたが、う~ん、どのエピソードも今イチ・・・。
巻の半分を占めるお笑い芸人編は、ちょっと今までとテイストが違って本人より残された相方の話で、読んでるこっちとしては(そういうんじゃないのかなぁ・・・)という話。
女子高生編は1,2巻でもあったような後味悪い系だけど、『ゾワッ!度』は低め。でもこういうのが俺は好き。決していい気分ではないけどな。
女子大生編は、二十歳になったばかりの合コンで急性アルコール中毒で死んじゃった・・・って話で、その娘が自分の死因について死役所窓口でごねるんだけど、最終的にはシ村の話になりそうな予感。
ちょっと前まで世間は理不尽な死が世間を賑わせてましたね。日本人人質事件だったり、それを真似て(?)何の罪もない中学生が残酷な方法で殺されたり・・・。
"カミソン君"は他殺課で手続きしてちゃんと天国へ行ったんだろうか?読んでてそんなことを思っちゃいました。4巻に期待。
*1:職員は全員名前に"シ"がついています