意外に思うかもだけど、実はうちの職場はファッション雑誌の撮影場所として使われることがあるんですな。寒ぃから冬はあんまないけども。
ただ、残念ながらライトやレフ板が一切NGなんで、めちゃくちゃいい!って写真はまぁ撮れないですよ。撮影機材はカメラのみ。カメラマンの実力が問われる撮影になる訳です。
あるチビッコファッション誌から撮影場所に使わせてくださいという依頼を受けて、本日、撮影の対応を一日したのでした。
だいたいチビッコファッション誌って何だよ!ってことなんですけどね。こういう本買ってまで子どもにオシャレさせたいお母さんっているんだろうか?と俺なんかは思うけど。まぁ異次元の世界ですわ。
編集長が直々にやって来まして。さすがに東京の一流出版社が発行してるファッション誌の編集長らしくまぁオシャレですよ。ロン毛でさ。
で、「これうちの最新号です。」って渡されたのを見せてもらったら、白人少女モデルのキレイでカワイくてカッコいい写真が載ってるのよ。(うん、こんな写真はうちでは撮れませんから)と心の中で思いつつ御一行様を御案内したのでした。
モデルさんは白人の幼い姉妹でしたけど、可愛さ余りに誘拐されるレベルでした。残念ながら英会話は得意としていないので、こっちは笑顔を見せるだけで精一杯。
スタッフは編集長ほか男性カメラマンと女性のアシスタントさん、おねぇっぽいスタイリストとこれまた可愛らしい若い女性のヘアメイクさんで、一同を連れて、あらかじめ決めていた撮影ポイントに行ったり、オススメポイント連れてってこんな感じはどうですか?と提案したりで、瞬く間に一日が終わりました。
カメラマンは若い方でしたが「いやぁ~難しかったけどいいのが撮れましたよ。」と言うので撮れたての写真をPC画面で見せてもらったら!
んまぁ~!さっきもらった本に載ってるレベルのめちゃくちゃかっこいい写真じゃねぇか。何コレ?うちでカメラだけでこんなスゲー写真撮れるの?と。カメラ1台で、まるでスタジオセットで撮ったような。マジかよウソだろ!と。
俺もがんばっていろいろ案内した甲斐があったよ。がんばったのは、かわいいヘアメイクさんと会話したかったからに他ならないですけど。
だってだって「私が質問したことに何でもわかりやすく説明してくれてホントすごいですぅ~。」なんてキラキラした瞳で言われてごらんなさいよ!おじさんがんばっちゃうでしょうよ!
最後に編集長とは「またいろいろコラボしましょう。」と堅い約束を交わし、凄腕のカメラマンさんには「ぜひ来年のポスター撮影を。」と伝え、白人姉妹モデルとママ、おねぇと俺を虜にしたヘアメイクさんとは両手バイバイで御見送り。
来月発売の7月号に10Pもうちで撮った写真が掲載されるらしく、発売されたら送りますとは言ってくれたが保存用に自腹で購入してもいいや。
腰は痛かったけど本当に楽しい一日でした。こんな仕事なら毎日でもいいのに。で、事務所に戻ってきてデスクのクソみたいな別件資料見た瞬間死にたくなりましたけどね。
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