Amazonプライムにてシーズン1全10話鑑賞。やっべぇゾ!1話見たらもうやめられないね。かなり前に町山さんが『たまむすび』で紹介していたの聴いてて興味はあったんだけど、いつか見るかぁ・・・ぐらいに思ってたらおもしれぇおもしれぇ。
細身の髭のおじさん"マルヴォ"は依頼があればどこでも駆けつける凄腕の殺し屋。いつものように依頼を受けて、雪以外何にもない平和な田舎にやって来ます。ターゲットを車で拉致しますが、シカをはねてしまい頭に怪我をしてしまいます。
オレンジダウンの小男"レスター"は保険会社のサラリーマン。町の連中はおろか妻やエリートの弟にも馬鹿にされ日々を過ごしています。ある日、高校時代いじめられていた同級生にバッタリ出くわし、そいつの殴る真似にビビって鼻の骨を折ってしまいました。
レスターが病院の待合室で偶然マルヴォの隣に座ったところから物語は始まるのだけど・・・。
マルヴォは人間を唆す悪魔のような奴で、初対面のレスターから言葉巧みに怪我の経緯を聞き出して「お前が頼むんだったら俺がそいつ殺してやろうか?」なんて言う訳です。
マルヴォは次の依頼のついでとばかりにレスターの同級生を殺し、更にマルヴォに感化され妻を殺してしまったレスターを助けるため警察署長まで殺して消えてしまうのでした。今まで平和だった田舎町で、たった数日の間にマルヴォのターゲット、レスターの同級生、レスターの妻、警察署長の4人の殺人事件が起きて町中大パニックに。
警察署長に唯一認められていた女性副署長の"モリー"だけがレスターを怪しいと睨み、その先のマルヴォにまで気がつきます。また、マルヴォが殺したレスターの同級生は、実は一帯を仕切っているギャングと裏で繫がっており、2人組の殺し屋が報復のためマルヴォを探して町に現れ、やがてレスターにたどり着くのでした。
ここまでが序盤ですが、物語はどんどん進み目が離せなくなってきます。他にも、マルヴォの次のターゲットが住む別の町の保安官代理で、マルヴォに職務質問までしたのに怖くなって見逃す、という失態を犯す"ガス"というのがいて。マルヴォを追ううちにモリーと繋がるんだけど、なかなか捕まえることができなくて・・・みたいな。ガス役の俳優さんはトム・ハンクスの息子さんだそうで。
とりあえずマルヴォの悪魔っぷり、レスターのクズっぷり、モリーの貫きっぷり、ガスのチキンっぷりはどれもすばらしいの一言に尽きるし、全10回で話は終わって"シーズン2に続く"的なモヤモヤはないし、スポンサー制約がないのでやりたい放題らしくめちゃくちゃ過激で本当にオススメですよ。
あーシーズン2も早く配信してくれー!ちなみに映画版もリンクしていておもしろい。消えた身代金100万ドルの行方が判明します。
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