ネッドは前任の王の手ジョンの死因の調査を開始する。パイセルからジョンの最後の言葉が「種は強い。」であり、七王国の諸名家の血統と歴史に関する本を読んでいたことと、ピーターからはジョンが死の直前に鍛冶屋に訪れたことを知る。鍛冶屋にいた見習いの"ジェンドリー"がロバート王の落とし子ではないかと推測する。
デナーリスとの結婚の代償として約束したはずの軍勢を未だにドロゴから何も言ってこないことに苛立ちを隠せないヴィセーリス。デナーリスの態度に腹を立て思わず手を上げるが、怒ったデナーリスに殴り返され、次に自分に対して手を上げた時には手を斬り落とすと脅される。ジョラーもヴィセーリスには愛想を尽かしてしまう。
壁に臆病で不器用な"サムウェル・ターリー(サム)"が新たに入るが、気弱な性格からアリザー・ソーンのしごきの対象となってしまう。ジョンはかわいそうなサムを守るため、仲間と共謀してサムとの稽古にわざと負ける。ソーンは「過酷な長い冬に備えて強くならなくては、壁で生き残ることはできない。」とジョンとサムに警告する。
壁から王都に戻る途中ウィンターフェルに立ち寄ったティリオンだが、ブランの暗殺未遂の陰にラニスター家が絡んでいると疑うスターク家に歓迎されない。ティリオンはブランの身を案じるジョンのために、半身不随でも馬に乗れる鞍の設計図をブランに見せ喜ばせるのだが、宿場町で変装したキャトリンにブランの暗殺未遂で裁判にかけると捕らえられてしまう・・・。
#4登場人物
壁
アリザー・ソーン
武術師範としてナイツ・ウォッチの新兵を訓練する。スターク家を憎んでいおりジョンを目の敵にして執拗に虐める。
サムウェル・ターリー
領主である父親に失望され壁に追放された臆病者で、アリザーに目をつけられ虐めの対象になるが、ジョンに助けられたことで友人となる。
グレン
スターク家の血を引くジョンに嫉妬し"スノウ卿"とからかい敵対していたが、ジョンから剣を学び仲良くなる。
ピップ
グレンと共にアリザーの命令でジョンを虐めるが後に友人となる。取るに足らない軽犯罪で壁送りとなった。
ピーターの証言からブラン暗殺未遂の容疑者と怪しまれてる最中にノコノコとウィンターフェルにやって来たティリオン。ティリオン的にはジョンの気がかりだったブランの様子を見にちらっと寄ったつもりだったんだけどタイミングが悪すぎましたねぇ。
ネッドはジョンが謎の死を遂げる前日の行動を調査して、ロバート王の若い頃そっくりの若者を発見します。ジョフリーとロバート王は実際血が繫がっていないのだとしたら、このジェンドリーくんが王位継承候補になる訳ですからね。これが明るみとなれば世の中がひっくり返ることになるんですね。まぁそんな訳で秘密を知る人物が、ネッドの先回り先回りで次々に殺されていく訳ですな。
キャトリンはもう完全に犯人をティリオンと決めつけちゃってますが、完全に濡れ衣ですよね。#4にてもうティリオンは超イイ奴なのはもう間違いないですからね。さてどうやってこのピンチを乗り切るのかは次回のお楽しみであります。
このドラマは、ティリオンに限らずイイ奴は最初からイイ奴だし、悪い奴は最初から悪い奴なんでそこら辺は割とわかりやすいですね。