母キャトリンが妹たちとの人質交換のため、ブライエニーに命じてジェイミーを脱走させたことを知ったロブは、裏切り行為だとして母を逮捕監禁する。母や弟妹たち、戦のことで一人悩むロブの元へタリサがやってくる。お互いに抱える問題を打ち明けあった2人は愛を交わす。
ジョンはイグリットとその仲間によって"鎧骨公"の前に引き出される。鎧骨公はジョンを殺そうとするがイグリットに命を救われる。同じく捕えられていたクォリンはジョンに、野人に投降したと見せかけてナイツ・ウォッチのために計画を探れと言い、争っている演技を始める。
ハレンの巨城では、タイウィンがロブ軍の注意がウィンターフェルに向いている今が攻め時と出撃を開始する。アリアは兄ロブを助けるようと、ジャクェン・フ=ガーにタイウィンを今すぐ殺すよう頼むが、殺すタイミングだけは指定できないと言われてしまう。ならばと最後に殺す相手としてジャクェン自身の名前を挙げジャクェンを困らせるアリア。名前を取り下げる条件として、ハレンの巨城を脱出するのに見張り番全員の殺害を命ずる。
玉座を奪還せんとするスタニスの大艦隊が迫り来る中、サーセイは息子ジョフリー王の安全を保証させるために、王の手代理の弟ティリオンに対し恋人を人質として捕らえていると伝える。しかしサーセイが捕らえていたのはシェイではなく別人の娼婦だった。ティリオンは機転を利かせ、捕らわれた娼婦を自分の恋人であるかのように接しサーセイをだます。
一方、王都を目指す船上のスタニスは、兄の先王ロバートに不遇な扱いを受け続けた自分の人生を振り返っていた。低い身分故に『玉葱の騎士』と馬鹿にされてきた忠臣ダヴォスに対し、自分が王となった暁にはダヴォスを王の手にすると誓う。
#8登場人物
壁の向こう側
鎧骨公
野人の王マンス・レイダーの配下。名前のとおり骨の鎧を着ているだけ。特にこれといって活躍はしない。
ロブとタリサでしょうかねぇ。ロブには許嫁がいる訳です。この戦でウォルダー・フレイ公の橋を渡るにあたって娘と結婚する約束をしてしまったんですね。ウォルダーの100人以上の子孫の中の誰かっつーのとタリサじゃ、まぁ無理もないかっつー感じではありますが。この問題はゆくゆくシーズン3でクソとんでもない事件に発展するのでありました・・・。
あとウィンターフェルではシオンがお姉ちゃんのヤーラに、バカアホマヌケカス呼ばわりされてしまいました。褒められると思ったのに・・・。まぁスターク家の子ども2人焼き殺したっつったらそりゃあ怒られるわね。ウィンターフェルの人間に殺される前にとっとと帰るぞとヤーラに言われるシオンですが「ハイ」と素直に従う男じゃありません。
と、思ったら!なんとブランとリコンは生きておりました。いったん出てかえって城の地下墓所に隠れていたんですね。オシャあったまいい!焼け焦げた2人の少年の遺体は農民だったのですね。捕まえられなかったと素直に言えないシオンはアホですねぇ。
後ですね、壁の向こうでジョンやクォリンと別行動中のサムが、角笛と黒曜石で作られた武器を見つけまして。通称"ドラゴングラス"と呼ばれる対ホワイト・ウォーカー用武器なんですが、まぁこれもこの後のお話。