過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

11日間休んでました・・・

突然立てなくなりました

 我が職場では、9日から夜間営業をやってまして。まぁとにかく鬼のように忙しかった訳ですが、11日の山の日、お客さんがいなくなった夜10時頃、いつものように職場内を歩いてましたら、腰に激痛が走りそのまま動けなくなってしまいまして。動けないどころか、どんな体勢でもこの世のものとは思えないほどの激痛で。そのまま同僚に車で自宅に運ばれまして。

 とうとうヘルニアが大爆発したのだ、と。その時直感したんです。明日ブロック注射でも打てばまた歩けるようになるだろうと。その時はそう思ってましたですハイ。

一睡もできませんでした

 同僚に家に送ってもらって玄関で別れたものの、玄関まで歩けなくって這いずって家に入りましたら、驚くことに妻が心配どころか思いっきりシラケてまして。ムカついたものの会話することもできず、その日は居間のソファーにしがみつく格好で寝た訳ですが、まぁ眠れない。その内オシッコに行きたくなっても動けない。漏らす訳にもいかず歩いて3秒かからないトイレまでの距離を10分かけて移動し、パンツ下げるのにまた何分もかかりで。結局、痛みに悶えながら朝を迎えたのでした。

 次の日朝一で近所の整形外科行って、と言うか妻と義父に連れてってもらって。本当はMRI検査してもらいたかったけど、仰向けポーズができいないので諦めて。手っ取り早く注射打ってもらったけど全然効果ないしで。その日も本当は仕事休めないぐらいだったのに全く動けなくて。

お盆だから

 土日月と病院もやってないし、職場はめっちゃ忙しいしで、もう最悪のパターンの奴ですよ。上司に連絡するも、仕方が無いこととは言え(このクソ忙しい時に何してくれてんじゃい)的な空気が電話口からビシバシ伝わるし、妻はゴミくず見るような目で見下ろしてくるしで、もう惨め過ぎて、死のうかな?とマジで思いましたよ。16日に総合病院行ってMRI検査を受けたんだけど、脊椎専門の医師がいなくてよくわからんと言われ、22日に再受診することにしてそれまでは自宅で安静することに。

 トイレに行くのが恐ろしくて食事はおろか水分も取りたくなくて。3日目に母親が寝たきり老人用のオシッコ吸収シートみたいなのを買ってきてくれてオシッコは楽になったけど。生理用ナプキンのデカい奴ね。それを筒状にガムテで止めてテンガ状にしてチンコを差し込んでオシッコするっていうね。まぁウンコはどうしようもないのでトイレまで呻きながら這いずって行きましたけどね。

さすがに心は拗くれた

 昨日、脊椎の専門医の診察を受けてきたんだけど、結局はよくわからん、という話で。もう最初からわかってたんで(あぁやっぱね・・・)ぐらいしか思わなかったけども。もしかしたらギックリ腰じゃないか?っつーことも言われたんで、俺もそうだったんかな?と思ったり。

 後、これもしライジングサンのチケット当たってたら?と思うと恐ろしかったよね。突然行けなくなるのも困るし、行ってて現地で動けなくなったりしたらもう最悪だったろうなぁと。チケットはずれたのももしかしたらお告げだったかな?なんて思ったりして。

 受診後、11日間も休ませてくれた職場に菓子折持って挨拶に行きまして。まぁ逆の立場だったら俺もそうなるわっつーぐらい冷たかったけども。本当に申し訳なくて消えてしまいたかったよ。だから妻もそうで、俺わかるんですよ。仕事休んでるくせに上半身は超元気なんでゲームしたり映画見たりしてる訳ですから。俺も逆の立場だったら、余計な仕事させやがってとウジ虫見るような目で見ちゃうもんなぁ~。だから恨んだりはしないけど、妻が倒れた時は同じ目にあわすよね。

 まぁそんな日が来ないことを祈りつつですが、皆様も腰には気をつけましょうね。