過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

大忘年会&誕生日旅行

 29日は仲間との大忘年会。1年に1回ここでしか会わない人も多くて毎年楽しみにしている訳であります。最初からワインガブ飲みのテンションMAXであります。

 翌30日は、家族4人で温泉1泊旅行。私43歳の誕生日でして、妻がプレゼント(?)してくれたのでした。

再会!

 大忘年会の2次会では10数年前の元カノと鉢合わせという、俺にとってはデッケぇハプニングがありまして。長いこと付き合っていてこのまま結婚?みたいな感じであったのですが、当時、ハッキリ言って調子乗っていた俺が原因で別れてしまいまして。若気の至りとは言え、ちょっと酷い別れで彼女を傷つけてしまったのであります。

 別れてすぐに結婚したという話を聞き、何だかモヤモヤしたものが心の片隅に残ったままで。共通の知人からチョイチョイ近況なんかも耳に入ってはきたものの、お互い狭い街に住みながら10数年出くわすことも無くで。いつの間にか考えなくなっていったのですが、さすがに動いている彼女を見てしまうと一気に記憶が蘇ってきまして。

 2次会終わりでかなり遠目からですが軽く会釈してみたら、向こうも笑顔で返してくれて。まぁ向こうにしたら俺の事なんて思い出しもしなかったでしょうけど、禊ぎじゃないですが10数年あったシコリが取れたような、そんな感じでした。

水の王国へ

 妻からの誕生日プレゼントとは言うものの、俺の希望なんて1mmも入っていません。結局は家族サービスな訳ですよ。毎日子ども達のありとあらゆる面倒を見て、家事も半分やっている俺からしたら、"家族サービス"なんてのは全く意味不明な要求でありますが、まぁ騙されたふりをして「ありがとう。」と感謝して耐えとけば終わるだろうと。

 忘年会で遅かったのもあるし、出発まで昼寝のひとつもできなかったので、行きの運転は妻にお願いしたのですが、年末のわずかな休みに温泉でくつろぐ、なんて事は誰しも考えることで。高速降りたところでバカみたいに渋滞しており妻のイライラは頂点に。ただでさえ空気の悪い車内で子ども達も飽きて暴れ出し、妻はそれを怒鳴り散らしと、着く前から最悪で。

 子どものリクエストで、バイキングとお風呂の遊園地的なプール施設のあるホテルに決定された訳です。何が悲しゅうて年末にプールではしゃいでクソ不味いバイキングを食わないとならんのですか・・・。露天風呂付きの部屋で食事は部屋食でゆっくり、みたいなのが最高のプレゼントでしょうよ。

 さっそくプールだ!っつって嫌々行ったのでありますが、まぁそこも最悪で。腰への負担は少ないもののプールで遊ぶなんてもっての外ですが、子ども達が喜んでいるので散々遊んで。俺の腰の限界超えても帰る素振りもなく途方に暮れていたのですが、息子がはしゃいで滑り台で後頭部を強打したことをいいこと(?)に、ようやく解放されたのでした。

 もうひとつのリクエストであるバイキング。何百人も収容可能の大ホールに詰め込まれ、大した旨くもないエサに群がるゾンビの群れ。もうホント最悪。吠えたい気持ちを抑えながら中ジョッキ1杯だけ飲んで。部屋に戻って何をするでもなく9時には寝ましたね。Wi-Fi完備されてるのだけが唯一の救いで。温泉もプールの後5分ほど入っただけだったなぁ・・・。

 帰りはもちろん俺が運転して帰りましたよ。俺は全く楽しくなかったですが子ども達は喜んでいましたし、妻には旅行代金とこのような機会を作ってくれたことに感謝したいですね。