過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

クヨクヨしてんじゃねぇ!

 また冬のイベント地獄の6日間の時期で、正直忙しく帰りも遅いのでクッタクタのヘットヘトな訳だが、まぁ~たうちの長男が面倒な悩みを抱えているらしく。悩んでナンボ、大いに悩んでまっすぐ伸びろ!とは思ってはいるのだが、何だか俺の小学生時代を思い出してもはたしてこんな事でいちいちクヨクヨしてただろうか?と思う訳だ。


 今日はスキー遠足だったのだが、朝起きてすぐに「喉が痛い、風邪かもしれない。」と言いだし、妻が「今日スキー行ける?休む?」とか言っていたので(あーまた始まったよ・・・)と、朝からウンザリしたのであります。息子がスキー遠足に行きたくないと仮病をつかっていることが何故わからないのか?っていう妻へのイライラもあるんだが、まぁそれはとりあえず置いといて。

 スキー遠足前日の昨日、俺は休みで息子と近所の友達2人をスポーツクラブに送ったんだけど。車に乗って早々に3人がゲームしだして、その中の会話で友達の1人が息子に対して「明日のスキー何コース?」って聞いて、息子は返事しなかったんだよ。ゲームに夢中で聞こえてないのか?と思って黙って成り行き見てたら、友達がしつこく「ねぇ明日何コース?」って何度も聞いてきて。息子は一言「知らない・・・。」と。

 先生の話聞いてなかったのか、相変わらずだなぁ・・・と、その場はスルーしたんだけど、今朝、仮病つかった瞬間にピーン!ときて。コースを知らなかったんじゃなくて言いたくなかったんだと。友達のコースより下手なコースになったことが恥ずかしくてね。

 息子はスキー下手じゃないんだよ。って言うか毎週俺とスキー行って練習してるから上手い方なんだよ。単純にスキー遠足のクラス分けの授業でミスっただけなんだよ。息子が自分より下のコースだということを知ってか知らずかコースを聞いてくる友達に、どういうつもりだ!とコンコンと説教してやりたい気持ちではあるのだが、まぁそんな心ない言葉に息子は傷ついているのは確かな訳ですよ。

 お前スキー上手いじゃねぇかよ!本当に下手で馬鹿にされてる訳じゃねぇだろ!っつっても全然駄目で。まぁその友達の「お前が下手なのはスキーが長いせいだ。」とか言われてそのとおりだって思っちゃってるんだな。たしかにそいつのスキーはたぶん小1ぐらいから使ってる短いスキーで、息子のは来年再来年を見越してこないだ買ったばっかの、ジャストよりチョイ長めサイズで。確かに短い方が扱いやすいんだけどさ。「俺のスキーが長いんじゃねぇ!てめぇのスキーが短すぎんだよ!」ぐらい言ってやれっつの!「低学年用のスキー使って何偉そうに意見してんだボケが!勝負じゃオラ!ブっちぎったるわ~!!」ぐらい言えないんだろうか?言えないんだろうな・・・。

 再来週にもう一度あるスキー遠足の時は上のコースに行けるように、今日は絶対頑張ってこいよ!と送り出したけれども足取り重そうでしたわ・・・。って言うか、クラス分けの授業で気を抜いていたのは誰でもなく自分な訳で。お前もスキーの長さのせいにしてんじゃねぇ!っつー話ですけどね。もうちょっとマシな言い訳せんかい!

 マジで腰痛いのに毎週日曜日欠かさずスキー連れてってこれだもんなぁ・・・。親父の労力に息子の成長が見合ってない・・・"でもやるんだよ"でこれからもフォローしてやんなきゃだよね・・・。