過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

続けんのかい!

 息子の習い事のひとつに"スポーツクラブ"というのがあって。バレーやバスケや曜日毎に習える訳ですが、まぁ放課後テレビ見てボーっとしてるぐらいなら、近所の友達もみんな行ってるし楽しく体動かしてた方がいいんじゃね?ってことで通わせてるのであります。

 ゆうても指導者はド素人に毛が生えた程度の、子どもに教えるのが好きな暇人なんで技術的な進歩は期待してないのです。


 息子は体つきはいい方だし、運動神経も悪くはないと思うんだが、体の動かし方がわからないのか、技術を目で盗むこともできず、走るのは遅いし球技全般ダメだしで、はっきり言ってチームのお荷物であり、チームメイトはおろか下級生にまで完全にバカにされているのであります。

 ただ、全体的にレベルが低いので大人から見るとドングリの背比べ、五十歩百歩なんだけど、息子もあまりに回りから言われるもんだから自信も無くしちゃってね。

 そんなの辞めりゃいいのに、何かしらんけど続けてまして。続けてんのに何の進歩もないっていう一番ダメなパターンのやつね。

 んで昨日ですよ。ドッジボールの大会出るっつって朝5時出発ですよ。まだ真っ暗の吹雪の中、高速飛ばして。8時に某市の総合体育館ついて。

 参加12チームのリーグ戦で1勝もできないんですよ。指導者素人だし全員レベル低いし。聞いたら参加チームの中には関西圈からの強豪チームとかもいるんですよ。ただの土曜日にチームとその家族全員で飛行機乗ってドッジボールしに来るような連中に勝てる訳ないじゃないですか。

 ぶっちゃけこの大会を最後にスポーツクラブ辞めさせようと思ってたんですよ。もう十分でしょと。苦手なものは苦手なままでいいから、好きなこと得意なことに力いれなよと。

 それでもドッジボールが好きだっつって辞めたくないと言うんですよね。続けるんだったら上手くなるしかないじゃないですか。下手なままだったらチームに迷惑なんだから。上手くなるには練習しかないじゃないですか。

 練習全然しないんですよ。