ざっくりあらすじ
- デナーリスとジョン、キングズランディングでサーセイに亡者を見せる。
- サーセイ、休戦協定を受け入れ、北部への援軍協力を約束する。
- ジェイミー、休戦協定がサーセイの策略であることを知り、失望して北へ向かう。
- シオン、ジョンと和解しサーセイに囚われた姉ヤーラを救出するため旅立つ。
- リトルフィンガーこと"ピーター・ベイリッシュ"、サンサに過去からの数々の罪で有罪を言い渡され、アリアに喉をかき切られ絶命。
- ブランとサム、ジョンの真の血筋の真相を知る。
- 夜の王、W・W軍を引き連れイーストウォッチに到着。
第7章最終話。命からがらようやく捕獲した亡者をキングスランディングまで運んだジョンとハウンド。100万都市の王都に田舎者のジョンはビックリしています。
いよいよサーセイとデナーリス、2人の女王の会談が始まります。亡者を見てユーロンは艦隊を引き連れ帰ると言い出し、さすがのサーセイも北部の中立を条件に和平の方向で話を進めるのですが。
ジョンの『デナーリスに忠誠を誓った』宣言により、サーセイがキレて休戦協定が御破算に。空気読めジョン!
ところがサーセイは『休戦協定を結んで北部に援軍を送る』と突然言い出し、女王2名の会談は幕を降ろすのですが、それはなんと策略で。
ユーロンは亡者を恐れて逃げ帰ったのではなく、実は"エッソス"の"黄金兵団"を連れてくるために王都を出たのです。サーセイが結婚話をちらつかせたのでしょう。
W・Wとデナーリス軍を戦わせ両軍を弱体化させてから叩くつもりです。あわよくば相討ちするかもしれませんからね。恐ろしい女ですねぇ。
既に身ごもっているため唯一の肉親(ティリオンもいるけど)ジェイミーすら利用価値無しと切り捨てようとし、完全に失望したジェイミーはサーセイの元を去るのでした。
ウィンターフェルではとうとうリトルフィンガーが最期を迎えました。サンサがアリアへの断罪と見せかけ、リトルフィンガーの断罪を始めたのです。
ブランの暗殺未遂に始まり、それをティリオンに罪をかぶせスターク家とラニスター家の不和を招き、父"ネッド"を裏切り処刑させ、叔母"ライサ"を殺し、自分を"ボルトン家"に売り渡し、妹との不和を画策したことなど。しっかし悪党だな!
必死の命乞いもむなしく、アリアにブラン暗殺未遂事件に使用された短剣で喉をスパッとかき切られちゃいました。合掌。
最後に、ジョンの出生の秘密が明かされました。その正体とは鉄の玉座の真の後継者"レイガー・ターガリエン"とネッドの妹"リアナ・スターク"が正式な婚姻を行った末に生まれた"エイゴン・ターガリエン"だったのです。
つまりレイガーの後を継ぐ者、王位継承者様だった訳ですね。落とし子としてスノウ姓を名乗らされ、日陰者としてナイツウォッチになるしかなかった男が、プリンス エイゴンその人だったと。
S1の十数年前、レイガーによるリアナ誘拐事件が発端とされているリアナの婚約者"ロバート・バラシオン"の反乱。物語はそこから始まった訳ですが、初めっから事実ではなかったと。
リアナと出逢い恋に落ちたレイガーは結婚していたんですが、正式に離婚したという事実が書かれた書物を、サムがメイスター修行の中で読んでいたのです。ジョラーの灰鱗病は治しちゃうし、サムはグッジョブだよ。
ブランは過去視能力で、レイガーとリアナの婚姻の儀と、リアナが息をひきとる寸前にネッドに赤ん坊のエイゴンを受け渡すのを見るのでした。
レイガーはデナーリスの兄ですから、ジョン=エイゴンとは叔母甥の関係になりますが、その事実を知らない2人は北部に戻る船室で愛し合うのでした。まぁそうなるだろうなぁとは予想していたものの、展開早くて参っちゃったよ。
亡者化したドラゴン ヴィセーリオンによる壁大破、亡者の群れが壁を越えたところで幕を閉じた第7章。うん、間違いなく世界一のドラマでした。
第8章でいよいよ完結となるとのこと、スタートは2019年って1年先かよ!