過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

リメンバー・ミー

f:id:Nakid-Jaguar:20180319125440j:plain
 先祖の魂が帰ってくるとされる"死者の日"を迎えるメキシコ"サンタ・セシリア"。そこに住む12歳の少年"ミゲル・リヴェラ"の家は、かつてひいひいおじいちゃんがミュージシャンになるため家族を捨てて出て行って以来『音楽禁止』という家族の掟を作り、代々町の靴屋として生活していた。しかしミゲルは靴職人ではなく、いくつものヒット曲を持つ国民的スター"エルネスト・デラクルス"のようなミュージシャンになることをひそかに夢見ていた。
 死者の日当日、憧れのデラクルスがひいひいおじいちゃんであったことを知ったミゲルは、音楽への情熱を抑えきれずコンテスト出場を決意するが、激昂したおばあちゃんに大切なギターを壊されてしまう。
 それでもコンテストに出ようと、デラクルスの墓に飾られたギターを持ち出したミゲルは、なんと墓を荒らした呪いで死者の国に迷い込んでしまい、日の出までに先祖の赦しを得なければ、元の世界に戻れなくなってしまうことに。
 死者の国で出会ったひいひいおばあちゃん"イメルダ"ら先祖たちは、ミゲルを心配し元の世界に戻そうとするが、赦しに『音楽をやめる』という条件を付けられたミゲルは逃げ出してしまう。
 先祖で唯一のミュージシャンだったデラクルスなら赦しをくれるはず、と思いついたミゲルの前に、デラクルスの知り合いだという、陽気で孤独な死者"ヘクター"が現れる。ミゲルに条件付きでデラクルスの居場所を教えると言うヘクターだったが…。

 ディズニーピクサー最新作。子供たちと3人で4DX2D 6,000円也。チーン。高いんだけど、高くないかも。すげー泣けたから。


 メキシコ好きなんですよ。新婚旅行メキシコ行ったぐらいだから。陽気でいいじゃないですかメキシコ。また行きたいなメキシコ。

 遠い国ですが、日本アジアと同じく先祖を敬う風習がある訳です。たとえ死んで肉体は滅んでも、生きている一族が故人を想って写真に手を合わせてくれさえいれば、死者の国で楽しく永久に暮らしていける。反対に誰からも偲ばれない死者は消えてしまう、2回目の死が訪れると。これ見たら子供だって亡くなった家族が向こうで元気にやってもらえるよう、いつも心の片隅に想っておこうと思いますよね。

 ミゲルの歌声が素晴らしくて、凄い声優さんだなぁと思ってたら、歌うまバトルの常連だった少年なんだってね。ヘクターも微妙なミュージシャン使わないで、もうちょっと実力者使えば5億点いったのになぁ。