1979年アメリカ。シンガーを夢見ながらもゲイバーのショーダンサーとして暮らしている青年"ルディ"は、ある日、店に来た検事局に勤める"ポール"とたちまち恋に落ちる。一方で、ルディはアパートの隣に薬物依存症の母親と暮らしていたダウン症の少年"マルコ"が、母親の逮捕で施設に送られてしまうことを知る。
ある夜、施設を抜け出し街をさ迷うマルコを保護したルディは、マルコを引き取り面倒を見る決意をするが…。
いつか見たいと思っていた映画ですが、いつでも見れるから後回しにしてきた訳です。
最近、ラジオで紹介されていたので、よっしゃ見よう!とfuluで観賞したのでありました。差別や偏見に負けずに懸命に生きようともがく3人がたまらんよ。3人を応援する街の住人たちも素敵だし、何なら本当の家族になろうとしている3人を邪魔をする頭の固い奴らもムカつくけど良いよ。
ただ1人どうしても許せない奴はマルコの母親だ。
数日前にまたも悲しい幼児虐待死事件が起きて。衝撃を受けたのが、たった5才の少女が書いたとされる反省文。
5才の子が何を反省することがあるのか、全く理解不明である。彼女を殺した両親の全身に彼女が覚えたてのひらがなで書いた言葉を一生消えないようハンダゴテか何かで刻み込んでやりたいですね。
マルコや亡くなった少女のように、今もどこかで泣いている子どもたちがいるのかと思うとやりきれない気持ちになりますね。