過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

I"s

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 Amazonプライムにて全13話鑑賞。TBSラジオ空気階段の踊り場』リスナーでして。原作漫画をこよなく愛する鈴木もぐら氏がその魅力を語る回を発端に、リスナーがキャラクターの名台詞を録音して送るコーナーができたりして、これがまぁ全体的に面白いんですよ。

 

 ジャンプ連載時は既に就職してバリバリ遊びまくってた頃なんで、全く通ってませんで。さすがに全巻購入してまで読むのもね。

 

 2018年に実写でドラマ化されて、現在各種サブスクで配信中だというので、どんなもんか初老のおじさんが見てみた訳であります。

 

 

 結論から言うと良かったです。主人公の男の子視点のみで進むので、ヒロインたちとのやりとりは否が応でも入り込んでしまいます。これはもぐら氏が原作の素晴らしい点として力説していたので、原作を忠実にドラマ化しているのでしょう。

 

 実際、自分以外何考えてるかわからない訳で、若い頃は相手に言われたことを鵜呑みにして失敗するものね。

 

 4人のヒロインとの関係が絶妙で素晴らしいです。誰だって学校一のマドンナと仲良くなれるもんならなりたいし、ちっちゃい頃一緒に遊んだ女の子の成長にドキっとするもんだし、ガキ扱いしてたはずの後輩に振り回されたいし、彼女とうまくいってない時にそばにいる似た雰囲気の女性に心が揺れたりするし、学生時代の妄想も含めて誰にでも自分の記憶に当てはまる女性との想い出あるじゃないですか。

 

 それをキラッキラの若手俳優の皆さんが演じてるんだからたまらんのですよ。

 

 で、学生時代の俺なら誰を選ぶかなぁ?と妄想はしてしまう訳です。マドンナ"伊織"役を演じたエゲツない透明感の女優さんは控えめに言って最高最強。でも学校一のマドンナとの記憶が皆無なもんで妄想すらできないんだよなぁ😭

 

 と言うことで、やっぱ後輩"泉"ですかね。泉とのエピソードはほとんど俺のでした😅同学年の女子には1mmも相手にされなかったなぁ。演じた女優さんのハジけるエロさが良かったっつーの。

 

 でもって一番羨ましかったのは、一人暮らし先のアパートで出会う年上の大学生"藍子"との関係。俺だったらって言うか男だったら芸能人との恋に悩まんで藍子に行くだろ絶対。行かない訳ないだろ普通。最後の、伊織か?藍子か?のシーンは作中No.1。主役の俳優さんの演技がションベンちびりものです。

 

 13話もあるので、特に駆け足感もなく感じました。原作未読ですが。最後急にファンタジー展開になるのはご愛敬ですかね。高2からの3年間で物語は終わるんだが、あの2人はこの後どうなったのか気になる所です。まぁ悪い想像しかできないから吐きそうになるよね🤢

 ドラマPがラジオとのコラボを熱望しているようだけど、今やOP曲聴いただけで涙がこぼれ落ちそうになる体になっちまったので何らかが実現したらめちゃ嬉しいよ。

yesterdays

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