過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション

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 帰省していた義兄が娘を実家に置いて帰っていったのです。という訳で、うちの娘と同い年の姪っ子の面倒をみてるのですが、年始休み最終日の今日、2人を連れて観に行ったのであります。

 

 1作目観てないから基本設定知らんし何なら昨日も徹夜だしたぶん寝るだろうと思ってたら、意外や意外、涙腺を刺激する映画でした。

 

 

 "ボス・ベイビー"として活躍した"テッド"。あれから25年が経ち、彼は優秀な経営者として成功していた。一方、兄の"ティム"は結婚して2人の姉妹を育てる専業主夫に。2人はある時から疎遠となり全く異なる日々を送るようになっていた。

 そんなある日、ティムは次女"ティナ"がかつてのテッド同様"ボス・レディ"であることに気づいてしまい...。

 帰ってからさっそく1作目観たら、ちゃんと今作に繋がる終わり方してるんだものね。

 

 つーか1作目は、赤ちゃんは工場で造られて出荷される、というのがもうまず嫌い。ボス・ベイビーの目的が、赤ちゃんよりかわいいペットのワンちゃんの発売を阻止するためってのも嫌い。命を何だと思ってる?って話。

 

 さて今作はというと、想像力豊かな主人公ティムがそのまま大きくなってお父さんになったと。最近の悩みは長女"タビサ"になんだか避けられているような気がすること。本当の弟となったテッドとはすれ違いから音信不通になってしまっていること。あれ?1作目のラストシーンでティナが生まれたばかりの時はティムとテッドは仲良さそうだったけど。

 

 まぁそんな矛盾や1作目の気持ち悪さも知らないし。父と娘、兄と弟、家族の絆の話ですから。まぁ泣きますよね。

 

 『大人なんかこの世に入らない』『大人の押しつけにNO!と言おう』というのは、大人として胸が痛い話でしたね。"オトナ帝国の逆襲"とはまたちょっと違いますが、この手の話は心がギュッとなり涙ぐんでしまいます。

 

 まぁうちの場合はまだまだ甘えん坊で少4でも1人で寝れない奴だし、早く親離れしてほしいぐらいなんですが。

 

 その時がきたら、また観直したくなるのかなぁ。観に行って良かったです。