過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

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 ロシアとウクライナのニュースが嫌でも入ってくる今日この頃。GTA4頑張ってチャプター2まで進めていたところですが、敵対勢力や売人とはいえパンパン撃ち倒すゲームをやる気にならず平和が訪れるまではちょっと休もうかな、と。

 

 そんな訳でまた暇つぶしは映画かドラマになりそう。

 

 

 美しい妻と2人の子どもと共に暮らす心臓外科医の男。家庭の外で彼はある少年を何かと気遣っていた。そんなある日、彼はその少年を家に招き入れ家族に紹介する。するとその日を境に家族に奇妙な変化が表れ始める...。

 訳の分からない話やで。主人公は少年のお父さんの執刀医で酒飲んで手術した結果、少年の父は死んじゃう訳です。手遅れでしたで男は何の罪にも問われなかったけれど、残された少年を不憫に思って目をかけてやっていたんですね。でも実は少年は少年で主人公の過失を知っていたと。

 

 主人公がえらい目にあう復讐の話ではあるけれど少年が何かする訳じゃないんで気持ち悪いんですね。いきなり『あなたは僕のお父さんを殺したんだから、あなたもあなたの家族のうち1人選んで殺さなきゃいけない。選ばなければあなた以外の全員が①手足の麻痺②餓死するまで食事ができない③目から出血④死亡。目から出血したらもう数時間でタイムリミットね。』と突然言いまして、本当に姉弟が突然歩けなくなっちゃうと。

 

 悪魔的な少年がかけた呪いを家族が力を合わせて解くような話なのかと思いきや、少年をボコろうが何しようが死までのカウントダウンは止まらない。妻と子供たちはどうするかというと、殺す1人に自分が選ばれないよう主人公に媚びへつらうだけという。

 

 妻が『子供たちのどっちかでしょ。人工授精ならまた産めるし。』と言ったり、主人公が学校に行って姉弟のどちらが出来がいいか教師に聞きに行ったりして、マジでひきましたわ。

 

 誰を殺すか選べなくて困った主人公は最後3人で作った三角の真ん中に立って目隠しでグルグル回って止まった場所で1人死ぬまで銃をブッ放し続けるのでした。

 

 マジで訳わかんない不気味な映画でしたね。ギリシャ神話が元の話らしいからでしょう。