過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

シング:ネクストステージ

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 娘が観たいと言うので。3連休の真ん中昼間の回は家族連れで激混み。ちっちゃい子もたくさん。いや、昨日の感染者発表81人とか言ってたけどな。

 

 何にも予備知識なしで吹替版観たらまあまあビックリした。

 

 取壊し寸前の劇場を見事復活させた支配人"バスター・ムーン"。劇場は連日大盛況だがバスターにはさらなる夢があった。それは、エンタメの聖地"レッドショア・シティ"で自分たちのショーを開催すること。

 ショウビズ界の大物"ジミー・クリスタル"のオーディションに潜り込んだバスターたちは、とっさのハッタリで超一流劇場での公演が決定してしまう。しかしそれには、15年前に表舞台から姿を消し、以来ずっと心を閉ざしている伝説のロッカー"クレイ・キャロウェイ"の出演が条件だった…。

 前作で声優を務めた俳優、芸人、アーティストはそのままに、新キャラに豪華?アーティストを起用しているんですね。

 

 ただ、観ている間は誰の声かわかんなくて、とにかく違和感しかなく参った。どうしたってセリフは下手くそじゃないですか。大物だったら何度もやらせれないだろうしね。

 

 歌聞いてB'zってわかったもん。正直、現役感バリバリで15年引きこもってたライオンの感じじゃなかったけどね。

 

 映画はおもしろかったですよ。ショーはサイコー!本場のショーなんて観たこともないけど、一流劇場でのショーってことで前作から大幅にスケールアップ。行き当りばったりでうまくいくんかい?と思っていたが舞台スタッフが超優秀だったんでしょうか。

 

 映画のキモがショーってことでストーリーはほぼないようなもん。いろいろ何で!?って思いましたね。演者はみんな何かしらトラブル抱えてるんだけどさ。

 

 まず、妻を失って引きこもってるライオン。コイツが復活するきっかけが何にもない。15年間よ?それなりの理由みたいなんいらないの?復帰したくて誰かが説得に来るの待ってたとしか思えねぇ。

 

 オオカミ社長の娘だからと主婦ブタから主役を奪った娘オオカミ。結局、セリフが下手で役を降ろされて、それが原因でコアラは社長に命を狙われるぐらい恨みを買ってショーも中止になっちゃう。なのに当の娘がヌルッと別の役でショーに参加するのも意味わからん。で、歌は上手いんかい!

 

 気弱だけど歌唱力抜群のゾウ娘。アイスクリーム屋のゾウ店員に一目惚れ。相手役のバイソンは自己中のナルシストで歌に気持ちが入らないってことで、これどうやって解決すんのかっていったらバイソンをゾウ店員と思い込むだけ。何だそりゃ?

 

 あと、ネズミがいないのは残念でしたね。まぁ娘は楽しかったようなので良かったです。