過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

鎌倉殿の13人 完全版 第参集

頼朝が死んでブラック義時が爆誕します

 届いた日に一気に観ちまったよ。

 

 富士の巻狩りの最中に起きた頼朝の暗殺計画は失敗に終わるが、ほどなくして頼朝は落馬により昏睡状態に。次期鎌倉殿を決めるにあたり頼朝の嫡男"頼家"の乳母父である"比企能員"と頼朝の弟"阿野全成"を婿に持つ"北条時政"の間で対立が激化していく...。

 頼朝の死後、二代目鎌倉殿になったのは息子の"万寿"改め頼家で。その頼家が頼りないってことでタイトルにもなった"十三人の合議制"がスタートすると。

 

 半分以上使ってようやくタイトルのワードが出てきましたが、13人集まったのは一瞬ですぐに死んだり殺されたりと一人減り二人減り、駆け足で数を減らしていきます。結局、パワーゲームの数合わせで人数が13人になっちゃったみたいな集まりだったんだね。

 

 義時はすっかり"黒い衝動"に飲み込まれて嫌な親父になり、息子の"泰時"を『何とかしろ。』とブンブン振り回します。何かあったら大声出して威嚇するしホント最低。

 

 第参集で退場したキャラの中で印象深いのは、ずっとニコニコしながら第1話から出演していたティモンディ高岸。自死したのは悲しかったなぁ。史実なのかもしれないが、そこは『やればできる!』で乗り切ってほしかった。

 

 最終巻の第四集は3月末だそうです。