過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

人事異動!

 人事異動が決まった。一昨日発表され4月から別部署で仕事をする。6年お世話になった職場を離れる訳だが、まぁ良い事も悪い事もいろいろあったので感慨深い。だが、やるべき事は全てやりきったと心から思えるので満足している。

 って事で、昨日後輩2人連れて飲みに行きましたら、最後に少しモヤる出来事があったので記録しておきたい。

  • 登場人物

俺(一番先輩。6年で異動。)

A君(役職は俺と同じだが40代前半。バツイチ独身。6年で異動。俺を兄と慕っている。)

W君(30代。新婚ホヤホヤ。4月で3年目を迎える。去年1年間俺とは仕事のパートナー。)

 A君とは6年前に出会ってすぐに仲良くなりしょっちゅう飲みに行く関係となった。W君は去年4月に仕事のパートナーになったので日は浅いが持ち前の後輩力で急激に仲良くなり、3人もしくは+αで月1で飲みに行っていた。

 2件ほど居酒屋をハシゴしたらA君が最近行きつけにしているキャバクラに行きたいと言った。今年に入って開拓した店で既に2,3回は行っているのだ。

 正直言って俺と新婚のW君的にはそんなに行きたい訳ではなかったが、独身で寂しいA君のために付き合ってやることにした。そんなに高い店じゃないしまぁいいかと。

 我々3人に対して女性が3人ついた。俺はワイワイ皆でやりたかったがA君にはお気に入りの嬢がつき、W君には一番若い子が、俺には明らかに年配の(もちろん俺よりは遥かに若いだろうが)女性がそれぞれついた。

 A君がすごくはしゃいでいるのが見てとれ、俺は微笑ましく思っていた。疑似恋愛でもしなきゃやってられないよな。W君はW君で共通の知り合いがいることがわかり盛り上がっていた。

 2人とも盛り上がっているのに俺だけ静かだと俺についた女性に悪いという、そんなこと思わなくてもいい意識が働き、無駄な会話を頑張ってしてしまった...。

 閉店までいたのだが、気が大きくなっているA君がW君は払わなくていいと言い、代金を俺と割り勘する事になった。まぁそれはいつもの事なのでそれは良いのだが、W君についた女性がこの後W君と2人で飲みに行きたいと言い、俺らと一緒に店を出てW君とネオンに消えて行ってしまったのだ。

 ...誰が解散だと言ったよ。待て待て!何だよ、何で俺とA君が取り残されてんだよ。

 『...この後どうします?』ってA君!帰るよ!この後2人で飲んだら虚しいだろうよ!