過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

バスケは好きですか

 中2の息子はバスケ部。本日は地方の体育館で道内4校との練習試合とのことで、朝6時から一日中拘束されたのでした。送り迎えに1時間半かかるので家に帰るのも馬鹿らしく、かと言って体育館にものんびりできるスペースもなく、コロナで保護者は基本駐車場で待機みたいな話で。

 

 つーか息子が試合に出る訳でもないから観てもしょうがないって話。

 

 

 3年生は引退してチームは息子たちの代らしく一応2年はほぼ全員ユニフォームもらってはいるものの、チームは市内では強豪と言われており、中学でバスケを始めた息子のレギュラーへの道はほど遠いのであります。

 

 一日中駐車場にいるのもしんどいので、初めて練習試合の様子も見学させてもらったけども、顧問の教師の試合中の指導が酷すぎて唖然としてしまった。

 

 けして厳し過ぎるとかではない。勝つことが大事で子どもたちに勝たせてあげたいから、ついつい熱くなっちゃうってんならわかる。ニコニコして勝てるならそうするだろう。違ったらゴメンだけど、強豪校顧問としてのプライドから怒ってるようにしか見えなかったわ。

 

 代替わりしてレベルが相当落ちたんでしょう。バスケど素人の俺が観てもわかるぐらい、技術や戦術への理解度が足りないんだと思う。それまでは強かったかしらんけど、全国行くぐらいの強豪チームのレベルにない。そんな子たちにまぁ罵声浴びせまくってんの。強い強い言われて調子乗ってんのか?

 

 参加してた学校で桁違いにレベル高いチームもいて、全てが雲泥の差でしたね。チームの戦術や個々のスキルだけではなく、もう身体つきからして全然違うんだから。ユニフォームからのぞく肩やふくらはぎの筋肉は日々の努力の賜物なのでしょう。それに比べて息子のチームの細さったら、本当に同じ年齢なのか?と信じられない。

 

 一日中出来もしないことであんな怒鳴られて何が得られるんだろうね。いくら怒鳴られたってあんな努力の塊みたいな連中に勝てる訳ないんですよ。みんな普通のヒョロヒョロの中学生だもの。

 

 途中、あきらかに点差が開きまくると一転して黙り込んで感じワルいったらありゃしない。何だあの教師、キモっ!

 

 レギュラーの子たちはかわいそうに萎縮しちゃって。対戦相手はスピードもテクニックもパワーも桁違い、追いつけないし抜かれるし吹っ飛ばされるし、味方ベンチからは名指しで怒号しか聞こえない。何の罰ゲームだコレ?

 

 中2から帰宅部貫いてきた俺には、あんな指導者から得られるものなんか1個もないって自信持って言えるね。まぁ悔しさをバネに努力する子はするから続く世界なんでしょう。対戦相手の顧問は名指しで暴言ぶつけたりなんてしてませんでしたけどね。

 

 息子は今んとこ辞めたいとは言わず部活行ってるから水差すような助言はしませんが。

 

 もともと、バスケなんか好きでもないくせに近所の友達がみんなバスケ部に入るからって流されて入った口の奴だし、レギュラーになりたいとは言うものの、家でレギュラーとの差を埋めるべく努力してもいないし。

 

 バスケ好きならYouTubeで試合動画観るとか教えてくれるチャンネルなんか山ほどある訳でしょ?ひとつもやってないもの。無理やでレギュラーなんか。

 

 最後の試合でアホほど点差が開き、ラスト5分に息子も試合出させてもらってましたが、まぁ…お察しください。

 

 とりあえず、引退まで辞めずに頑張ってや。