過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

最近読んだ漫画

完結!カモトラ Forever

 けっこう半笑いで読んでたんですよ。"善悪の屑"から実際の凶悪事件を題材にしてるんだけど、内容が実際の事件よりマイルドなんですよ。実際の事件を上回る残虐な話なんて描いたら問題になるから仕方ないのはわかるけどさ。半笑いにはなる。

 

 11巻でジョーカーキャラの"國松義忠"が登場してから長編になって、ライバル組織の"朝食会"の会長選挙が話に絡んできて14巻でやっと面白くなってきたから、最終巻って知って驚いたよ。

 

 まだ、伸ばそうと思えばいけたと思う。

 まんま"坂口拓"のキャラ"逆口拓"はもったいない。たぶん登場から強く描きすぎたんだよな。倒し方わからな過ぎて毒飲ましちゃうんだもん。トラと鶴巻がトドメ刺してよかった気がする。

 

 朝食会とタッグ組んでラスボスの國松だろうと有無を言わさず淡々と始末するのはありだと思ったし、ラストに残党に刺される長渕ドラマみたいなのもベタで良いんだけど、カモと國松の直接対決はもう何ラリーかしてほしかったかな。いいキャラだった"早乙女"ももったいないし。

 

 そりゃサブキャラのスピンオフ漫画の原作っていう黙ってても金入ってくる高橋ヒロシスタイルが確立されたら、自分で漫画なんて描かねぇか。

 

 主演俳優の不祥事で実写映画がお蔵入りになるっていう不幸はあってそれは残念だったけど、まぁでも10年?半笑いで読ませてくれてありがとうございました😏