過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

BROTHER

ファッキンジャップぐらいわかるよ馬鹿野郎

 2000年公開の第9作目。日英共同制作でアメリカロケといろいろ豪華だけどいろいろ変な映画でした。

 抗争で組長を殺され解散に追い込まれた挙句、命まで狙われるヤクザの"山本"は、ロスに留学したまま消息不明となっていた弟"ケン"を頼りにアメリカへ高飛びする。ケンはちんけなドラッグの売人となっていたが、山本はそんなケンと仲間たちを引き連れ地元マフィアのボスを殺してしまう。やがて山本の舎弟"加藤"も加わり次々と暴力で縄張りを奪い裏社会をのし上がっていくが...。

 山本の行動理由がよくわかんないですね。例によって死にたいのか?なぜ皆んなを巻き込むのか?あの絶妙に微妙な山本の女は何だったのか?だいたい弟が心配でアメリカに来たんじゃなかったのか?

 山本のためなら命を賭けれるぐらいの加藤なのに山本が日本にいる時は何にもしないのも納得いかんし。まぁどの道皆殺しだったんだろうけど加藤が余計なことしなきゃもうちょっと楽しく生きれたんじゃないかなぁ。