過ぎ去りし麗しき日々は再び我の元に返り来たらず

やってくるこの毎日が人生だと知っていたら

僕に贈る言葉#15

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 82〜87年に年1で制作されていたSP6作品のラスト。淫行教師の烙印を押された金八の運命や如何に。

SP6 新・十五歳の母

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 青森から3Bに転校してきた川野君子はクラスに中々馴染めずいつもひとりぼっち。ある日の放課後、金八が教室に忘れ物を取りに向かうと一人残っていた川野さんが急に制服を破り捨て叫び声を上げた。

 ガチで胸糞回。レイプの末に妊娠してしまい父親に暴力を受け流産してしまう中学生の話。昭和末期はこんな↑酷い事件の解決が今じゃ考えられないよね。

 流産して事件にならずに良かったとニコニコする校長ほか教員たち、交通事故にあったようなものだと慰めるアマゾネス、する気もないのに『切腹します』と包丁片手に川野さんのお父さんに謝りに行くレイプ犯、ゆるす父親、一気コール。全部アウト👍父親役の前田吟津軽弁はゲボレベル🤮

 ラストの宮沢保と浅井雪乃の桜中学での結婚式も何だかなぁ、という気持ちで見つつもOBと現役が交わるシーンはやはり大号泣😭

 川野さん役の小川範子の10代の煌き✨だけが救い。事件にもせず女性が田舎に帰ってやり直しっていう結末に救いっていうか救われてないけども。