一日休んで朝イチで観に行ったった。何にも前情報無しで観たからずーっとザワザワしてたが最後まで楽しく観れましたよ。
シングルマザーの"麦野早織"は小学5年生の息子"湊"の最近の様子に疑問を抱き、担任の"保利先生"からの体罰を疑い事実確認のため学校へと乗り込む。しかし"伏見校長"や保利ら教員の不誠実な対応に苛立ち、弁護士やマスコミを使い学校に社会的制裁を加えるのだが...。
羅生門スタイルの映画。シンママ視点だと頭のおかしい体罰教師とか組織の隠蔽の話なんだけど。担任の先生視点だとイジメとかモンペとか冤罪とか組織の切捨てみたいな話なんですよね。で、最後は子ども視点で真相が明かされると。
シンママ視点の時にすげぇ違和感だらけで気持ち悪くって。校長室で校長や教師と話しているシーンで校長の机に孫とのツーショットの写真立てが飾ってあるんですが、机の前の応接椅子から写真が見えるのおかしいじゃないですか。そういう違和感が先生や子ども視点の時に気持ちよく回収されてくの気持ち良かったですね。
結局、何も解決しないまま終わりましたけども。台風が過ぎて子どもたちが走り出してる場所が天国でなければ。